BLOG創業者ブログ
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2025.01.18
ドバイの年越しは、日本のように三ヶ日をゆっくり過ごして、という感じではない。そもそもお正月ムードというものがない。元旦が過ぎれば、いつもの日常がさっと始まる。子どもたちも学校に行き、僕も仕事をする。日本だったら、休みが終われば月の1/3は失っている感じだと思うが、ここでは違う。1月頭からスタートダッシュができる。これって結構大事なことなんじゃないかと思う。
年始早々、うちの子どもたちもいつものルーティンを大切にして過ごしている。上の子は自分のルーティンを自分でこなせるが、8歳の下の子はまだできない。やる気をもって取り組めるように、僕が実践している「できたら貼るシール」をあげてみた。なんだか楽しそうにやりはじめた。シールを貼るときは喜んでいるが、ミスしてできなかったら悔しくて泣いたりしている。それも成長だ。自分なりに挑戦することが大事だと思う。
2025年、早いものでドバイにきて4年目のシーズンが始まった。石の上にも3年というが、本当にその通りだなと実感している。ありがたいことに、結果が出てきている。逆に言えば、結果が出るまで3年はかかるものなんだな、とも思う。一つの区切りとして、そろそろ次の場所に移ることも考えている。2026年の夏頃か。親も高齢なので親の健康状態が心配になったら近くに住むことも考えているが、幸い親が元気にしているので移住先は自由に考えられそうだ。Beautiful Daysのメンバーがタイに移住するのでタイ以外がいい。オーストラリアやニュージーランドもいいかもしれない。これからじっくり考えるつもりだ。
移住となると、ビザのことや子どもの教育のことなど、いろんなことが一気に動く。事前の計画と準備が必要になる。新しい国に移住する場合は、専門家を頼りにしてさまざまなことを相談させてもらう。子どもの学校に関しては、ドバイで2校経験して、多少慣れてきたように思う。やはり一番重要なのはビザ。法人が必要なら準備しなきゃいけないし、いくらデポジットしなければいけないなどの決まりがあることもある。
「日本国内でも面倒なことなのに、そこまでしてなぜ?」と言われることもある。それはもちろん、得るものが大きいから。手間も時間もお金もかかるが、それ以上に得るものが大きい。子どもたちの経験、教育に関しては特にそう思う。やらないという選択肢はない。
もちろんトラブルにも直面する。日本みたいに約束通りに業者さんが来てくれるなんてことはほとんどないし、遅れたり、不備があったりということはよくあること。それも、一つずつ乗り越える。そもそも人生にはいろんなことがおこるし、大きな山にぶつかることもある。そんな時に、自分に問いかけたい言葉がある。「本質はなんだ?」ということだ。目の前の困難から逃げたくなるとき、つい本質を忘れてしまいがちになる。だからこそ、意識しておきたい。そんな僕の2025年のテーマは「本質」だ。
1日1日を大事にして、感謝して、100%で生きる。取り組んでいることの規模が大きくなると、いいことも大きくなるが、よくないことも大きい。でも、乗り越えられたら、すごくいい景色を見ることができる。そして、うまくいっている時にこそ、調子に乗らないように平常心で過ごす。成功に恵まれても、生活を変えない。欲目を出すのではなく、何も変えずに、ルーティンをこなす。成長するってむずかしい。僕の英語もそうだが、成長の実感はなかなか持てない。毎日、数ミリの成長だと思う。成長できているかな?と不安になる時こそ、ひたむきにルーティンをやる。写真は元旦に義母が送ってくれた初日の出。そう、太陽はかならず登るのだ。今年もいい年にできるように努力したいと思う。
真武大喜
